スタイリストである私の1日のお仕事の流れやリアルな現場の様子などご紹介いたします
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スタイリストは体力勝負!

スタイリストは体力勝負!

ファッション関係の仕事は華やかな印象があり、実際に現場は華々しいことが多いのも事実ですが、それは地道な準備や作業に支えられています。スタイリストの仕事も例に漏れず、撮影日に失敗しないための度重なる打ち合わせでのアイディア出しや確認など、事前に行うべき作業は山のようにあります。中でも大変なのが洋服や小物のリース。リースとはアパレルブランドやプレスルームに足を運んで、その時のテーマに合った洋服や小物を借りてくる作業です。

通常1つのブランドにかけられる時間は30分〜1時間、それで1日に10以上のブランドを回ります。これだけの短時間で希望のものを見つけるには、実際にブランドを訪れるまでに頭の中でしっかりとイメージを組み立てておかなければならず、また訪れるブランドもイメージに合うものを持っているところでなければなりません。そういった場所を次々に訪れながら、頭の中でスタイリングを組み立てるのです。そして借りた商品をロケバスに積み込んでいくのもスタイリストの仕事!結構、体力勝負な仕事と言えます。

雑誌撮影の1日

8:30〜9:00 撮影スタジオ入り

撮影スタジオ入り

雑誌撮影の場合は、決まったブランドがあることが多く、撮影に使う衣装が用意されていることもしばしば。その場合はスタジオ入りしてから撮影のコーディネートを考えます。

9:00〜9:40 撮影スタッフとの打ち合わせ

ディレクターやカメラマン、ヘアメイク担当の方々と打ち合わせをします。この時に撮影の流れを確認し、アシスタントの動きもチェックしておきます。

10:00〜11:30 本番前の最終確認

スタジオ入りしたモデルさんを含めて撮影全体の流れをスタッフ全員で最終確認します。モデルさんに撮影で着る服を着てもらい、動きをチェックします。

12:00〜14:00 撮影本番(前半)

ついに撮影本番です。その日の最初の撮影は全員に緊張感が走ります。

14:00〜14:30 昼食

遅めの昼食をとりながら、スタッフ全員で後半の撮影の打ち合わせを行います。

14:30〜17:00 撮影本番(後半)

前半の撮影よりぐっと打ち解けた雰囲気になることが多く、撮影もスムーズに進みます。

17:00〜19:00 後片付け&写真選び

撮影が終わると現場は後片付けに入ります。スタイリストは使用した衣類を返却するために綺麗に元通りにします。スタッフの方々と雑誌に掲載する写真を選んで終了です。

ドラマ撮影の1日

6:00 集合、出発

事前に制作会社から連絡があった集合場所へ。リースで集めてきた衣装をロケバスに積み込み、制作会社、ヘアメイク、カメラマンたちとロケバスに乗り込んで出発です。

8:00 現場到着

現場についたらまず衣装を下ろし、衣装部屋に入れます。

9:00 俳優到着

俳優さんが現場に到着したら、最初のシーンで使う衣装を着てもらいます。ヘアメイク担当の方と一緒に役のキャラクターを作っていきます。

11:00 撮影の立ち会い

撮影の立ち会い

シーン撮影中は側で控えながら、合間に衣装についたゴミを取ったり、ヨレを直したりして微調整します。

12:30 昼食

ディレクターの指示に従いつつ、お昼ご飯を食べながら午後の撮影シーンの打ち合わせをします。

13:30 午後のロケ開始

次のシーンを撮影する場所へ移動します。スタイリストは衣装を再びロケバスに積み込んで運びます。

15:30〜16:00 到着&打ち合わせ、撮影

次のシーンに出演する俳優が現場に到着したら、打ち合わせの後、衣装を着せます。準備が整ったら撮影します。

18:00 次の撮影現場へ移動

さらに次の撮影現場へ衣装を運びつつ移動します。

19:00 撮影再開

夜になると気温が下がってくるため、撮影の待ち時間に俳優にコートを着せるなどして俳優の体温が下がって風邪をひいたりしないよう注意するのもスタイリストの仕事です。

20:00 撮影終了

使用した衣装をすべて元の状態に戻してラックにかけ、ロケバスに積み込んだ後、明日の予定を確認して解散します。

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