ファッション業界の仕事一覧
ファッションが好きで、将来はファッションに関わる仕事がしたいと思っている方、まずは、どんな仕事があるのかを知ることで、自分のやりたいことを明確にしていきましょう。夢が明確になればなるほど、その実現は近づきます!
ファッション業界の仕事は、主に「作る」「伝える」「売る」の3つに分けて考えることができます。そのどれもが、新しいファッションをこの世に生み出し、流行を作る重要なお仕事です。
作る仕事
デザイナー
ファッション業界では、誰もが憧れる花形の職業です。流行やブランドからのニーズに的確に答え、新しいデザインを生み出す力が必要です。専門学校で縫製などの技術を学んでから活躍する人が多いです。
パタンナー
デザイナーの意図を、平面であるデザイン画から正確に読み取って、型紙を作る仕事です。パタンナーの技術が服のイメージやシルエットを決めていくため、人の体に関する知識や素材や糸に関する知識など、幅広い技術が必要となる仕事です。
マーチャンダイザー
アパレル業界のビジネス戦略を組み立てる人気の職業です。ターゲット設定から、価格、数量、ブランドのイメージまでトータルで指揮を執り、大ヒットを生み出します。会社へ直接的に利益を与える重要なポジションです。
生産管理
日本のアパレル企業は、基本的に自社で工場を持っていません。多くが、アジア諸国やベトナムなど、日本よりも人件費の安い国で服を生産しています。それらの各国工場での生産の前線を任せられるのがこの仕事です。コストや品質の維持、進捗管理も業務に含まれます。
伝える仕事
スタイリスト
テレビや映画、雑誌などでタレントが身に着けるものを決める仕事です。まずはアシスタントからスタートして、修行を積んでからスタイリストへとステップアップします。センスと、現場でのコミュニケーション能力が問われる仕事です。詳しくは別ページでスタイリストの一日を紹介しているので、ご覧ください。
バイヤー
一言で言うと、買い付けを行う仕事です。売れる商品、ブランドに合っている商品を見極めて、世界中を飛び回って買い付けを行います。セレクトショップのバイヤーをイメージすると最もわかりやすいですね。人気の職業ではありますが、売れ行きに対するプレッシャーはかなり大きいポジションです。
プレス
ブランドの広報や、宣伝担当者となる仕事です。ブランドのイメージを熟知し、テレビや雑誌などに新商品の情報を出したり、イベントなどの企画を指揮します。商品の貸し出しや広告もプレスが担当し、ブランドの顔となるポジションです。
営業
マーケティングが考えた販売戦略を実現するために、専門店や百貨店、あるいはバイヤーに商品を売りこむ仕事です。現場の販売状況を読み取って在庫確認をし、既存顧客からの依頼にスピーディに対応するスキル、そして、コミュニケーション能力が大変重要です。
売る仕事
VMD
ビジュアルマーチャンダイザーの略称で、店舗全体の空間デザインを任される仕事です。店を訪れるお客様の視覚に訴え、商品の購買欲を促進する役割を担っています。人々が一目で引き付けられるようなディスプレイを、照明などを駆使して作り上げていきます。
販売
販売の仕事は、一般消費者に最も近い仕事です。接客から商品のディスプレイ、服を買うという体験を、お客様に提供しています。販売の仕事は、店長、エリアマネージャーへとステップアップしていくことが多いです。センスや現場感覚を生かして、販売からバイヤーへと転身する人もいます。
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