「アパレルプレス」になるための方法とお給料を紹介
アパレルプレスってどんな仕事?
アパレルプレスといえば業界の花形。ブランドの顔役となって活躍するアパレルプレスは担当ブランドの魅力やイメージを世の中に広くPRし、コントロールする役割を担っています。また、アパレルプレス自身が雑誌などのメディアに露出する機会もあり、ブランドイメージを担う非常に華やかな職種といえます。
アパレルプレスとして活躍できる方というのは、アパレルの知識はもちろん、自社商品に対する深い理解だけでなく、マーケティングのスキルも要求されます。それだけに憧れの職種でもあるんですね。
アパレルプレスになるには
では、そんな憧れの職種アパレルプレスになるにはどうしたらいいのでしょうか。最初に少し触れましたが、アパレルプレスに求められるスキルは非常に多く、また多様です。
アパレル業界の知識を身につけていることは当然として、自社商品をうまくアピールするために開発のコンセプトや販売方針など、自社商品に対する深い理解が求められます。さらに、PRを担うためマーケティングの知識も必要ですし、現在は海外メディアへの対応も多くなっているため、語学も堪能でないといけません。それもビジネスで使用できるレベルですから、留学経験相当が求められます。
そして何より、コミュニケーションスキルが低くては満足な成績は得られません。つまり、複数分野で高い能力を有すること。いってしまえばオールマイティさが必要不可欠なのです。このように求められる能力だけ見ても狭き門であることがわかるプレスなので、新卒でいきなりプレスに、というのはほとんど不可能です。
多くの場合はアパレル会社の販売職や商品企画などを経験した社員が5年程度を見込み、プレスになっていきます。ほかにアパレルプレスになる可能性としては、別の業界のPR会社やPR職からの転職もあります。また、アパレル商品を多く扱うファッション雑誌に携わる編集者やライターが転職するケースもあります。ただいずれも短期でアパレルプレスになることはできないので、最低5年はかかると考えておきましょう。
アパレルプレスの年収はどれくらい?
では、プレスになったらどんな待遇が待っているのでしょうか。年収については新卒1年目は250万円前後で、他業種と大きくは変わりません。これは先にも述べたようにプレスは新卒後すぐに就くことができるわけではないためです。
5年を目処に昇進したり、別業界から転職を果たし、プレスとなることができれば会社では唯一無二の存在です。引き抜きならばより好待遇を望むこともできますし、5年で350万円、10年で500万円に達することも難しくないでしょう。
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