「ファッション雑誌の編集者」になるための方法とお給料を紹介
ファッション雑誌の編集者
中学生、高校生の頃は毎月好きなファッション誌が出るのを楽しみに待っていたという経験をお持ちの方はきっとたくさんいますよね。大好きなモデルさんがかわいい服を着こなしていたら自分もチャレンジしてみようと思ったり、特集に載っていた新しい髪型を試してみたり。時には友達の間で回し読みをして盛り上がることができるのもファッション誌の楽しいところです。
このように若い頃から女性たちの身近にあり続けているファッション誌を作る仕事に携わりたい。そう思った方も少なくないと思います。ファッション誌を通じて最新のトレンドを発信しているのは「ファッション雑誌記者」や「ファッション雑誌編集者」と呼ばれる人たちです。ファッション業界全体を見渡して人気の出そうなアイテム、流行りそうなブランドをキャッチし、流行を作り出すこともあります。
ファッション雑誌の編集者になるには
ファッション雑誌の編集者になろうと思ったら、まずは出版社へ就職しなければなりません。必ず取っておかなければならない資格などはなく、誰でも挑戦のできる職種ではあるのですが、人気職種なので競争率は非常に高いです。大手出版社ともなれば競争率はさらに高くなり、仕事も記者やカメラマンとのやり取りや企画立案、スケジュール管理、予算管理など多岐にわたるため、高学歴の学生を優先的に採用していく傾向が強いようです。
ただ、一方でファッション誌の出版社や編集プロダクションはスタッフの入れ替わりが激しく、求人が途絶えることがありません。中小出版社なら大手出版社ほど学歴にはこだわりが強くありませんし、アルバイトなどから求人に応募して正社員を目指す道もあります。
必須の資格がないということは現場での経験が重要となるということでもあります。早くから業界に入り、先輩のアシスタントなどをしつつ経験を積んでいくことも大切になります。現場で得たファッションの知識とあわせて、流行に敏感になることや、ファッション誌に掲載したときに読者が思わず目を留めるようなアイデアを出せるようにしておきましょう。
ファッション雑誌編集者の年収はどのくらい?
ファッション雑誌の編集者の年収はほかのアパレル職種よりも高めですが、大手と中小出版社で給与は大きく異なります。同じファッション雑誌編集者といっても中小が300万円程度に対して大手は800万円になるなど、差が出ることもあります。アルバイトスタッフの場合は収入面での期待はあまりできません。
ですが、晴れてファッション雑誌の編集者となることができれば自分が書いた記事が雑誌に掲載される達成感がありますし、トレンドの芽をしっかりと見つけて雑誌に載せ、販売部数が伸びていけばそれだけ認められたという充足感も得ることができます。
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