デザイナーになる方法、必要な資格、気になるお給料を紹介しています
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ファッションデザイナーになるには?

ファッションデザイナーになるには?

ファッションデザイナーには2種類あります。自分のブランドを持ち、顧客1人ひとりの注文に応じてオリジナル服のデザインを行う「オートクチュールデザイナー」と、アパレルメーカーや衣料メーカーに所属して、主に大量生産が可能な衣類のデザインを行う「企業内デザイナー」です。

いずれも流行を生み出すクリエイティビティに溢れた華やかな職業である一方で、地道な市場調査による流行分析を行った上でデザイン画や製品企画の立案を何度も行うなど根気のいる仕事でもあります。

マーチャンダイザーやテキスタイルデザイナー、パタンナーといった各専門職のスタッフと相談をくり返しながら創り上げていくという、チームワークが必要な仕事です。

そういった仕事をするためには、高いデザイン力が必要なだけでなく、素材選びから始まる生産工程と、それにかかる時間や金額や労力などを含めた実現可能性への理解も求められます。そのため、専門性の高い知識と技術を身につけていなければならず、センスだけではできない仕事です。

ファッションデザイナーに役立つ資格とは?

ファッションデザイナーに役立つ資格とは?

ファッションデザイナーになるために、必須となる資格はありません。実際に、第一線で活躍している有名ファッションデザイナーにも資格を持っていない方々はたくさんいます。

しかし、実際の作業を行う上で、資格を取得するために得た知識が役立つといった場面は、多くあるでしょう。ファッションデザイナーの仕事をするために、役立つ資格をいくつか紹介したいと思います。

色彩に関する資格

  • カラーコーディネーター検定試験(1/2/3級)
  • ファッション色彩能力検定(1/2/3級)

デザインの際に色の組み合わせを選ぶ上で、必要な色彩感覚を身につけるためには、とても役立つ試験です。カラーコーディネーター検定試験は、プロダクトカラーなどビジネスに役立つ内容が多く、ファッション色彩能力検定では、ファッション産業に特化した内容が多くなっています。

洋服製作に関する資格

  • 洋裁技術検定(初/中/上級)
  • パターンメーキング技術検定(1/2/3級)

洋裁技術検定では、服作りのシステムや知識・技術の原理や専門用語が試験項目として問われます。パターンメーキング技術検定では、洋服のデザインから型紙を起こすための、専門的な知識と技術を測ります。

マーケティングに関する資格

  • ファッション販売能力検定(1/2/3級)
  • ファッションビジネス能力検定(1/2/3級)

服が流通販売される際に必要な、マーケティングやマネジメントを含む幅広い知識が問われるものです。ファッション販売能力検定では、ショップのマネジメント知識や販売の技術、クレーム対応などが学べます。ファッションビジネス能力検定では、ファッション業界に特化した、マーケティング戦略や流通戦略などが出題されます。

ファッションデザイナーの気になるお給料は?

お財布

ファッションデザイナーになるためにアパレル関連企業に就職しても、いきなりデザインの仕事はできません。営業や企画の仕事から始めてデザイナーのアシスタントになったり、小規模なプライベートブランドのデザインをやらせてもらいながら、実力をつけていきます。最終的にオートクチュールデザイナーを目指す場合もあれば、企業内デザイナーとしてトップに立つことを目指す場合もあるでしょう。

いずれにしても、最初は未経験からのスタートです。デザイナーとしての求人は経験者の中途採用が多く、デザインの仕事ができるようになるのは30代後半から40代といった業界なので、まず20代の給料はアシスタントや販売・企画が主だと考えて、月給20万円前後でしょう。これが30代、40代になってデザインの仕事ができるようになってくると月給40万円前後になることもあります。これは企業デザイナーの話です。

有名ブランドのオートクチュールデザイナーになると、収入は一気に跳ね上がります。ブランド企業のコレクションなどでの発表会の報酬は1回で数千万円とも言われ、これが年に2回あるだけで2,000万円です。また、こういった有名ブランドのデザイナーは、デザインの他にも講演会を開いたり、書籍を出版したり、衣類以外のデザインや企画に引っ張り出されたりして、他の仕事の機会も増えます。年収4桁をキープすることも夢ではありませんが、こういったトップデザイナーは世界でもほんのひと握りです。

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